法律相談では何を話したらいい?
1 法律相談で話すべきこと
弁護士に法律相談を希望する場合、ほとんどの方は具体的な悩みや問題を抱えておりますので、まずはその悩みや問題をお話しください。
相談者の中には、うまく言葉にできないことをコンプレックスに感じてしまい、率直に自分の悩みや問題をいえない方もいますが、特に言葉に気を遣う必要はございません。
素直に何について困っているのかを言えれば、後は弁護士が質問したりして必要なことを聞き出します。
ですので、悩みや問題をそのままの気持ちで伝えていただければそれで構いません。
2 法律相談で話してはいけないこと
結論から言いますと、話してはいけないことはございません。
他人に聞かれたら文句を言われそうなことも気にする必要はございません。
自分勝手なことを言っているとご自身で感じているとしても、法律的な観点からすれば主張できる場合もあります。
むしろ法律的な観点からするとどう考えても通りそうもない主張であれば、その旨指摘します。
ですので、自分の考えが法律的にどのような評価を受けるかを知るためにも、遠慮しないでお話しいただくのが良いかと思います。
3 話すのが苦手なのでメモを持参してよいか
もちろんメモを持参して大丈夫です。
その分時間を短縮できますし、細かな事実関係はメモなどの書面の方が正確です。
また、相談中のことをご自分でメモをとるのももちろん可能です。
後で見返して相談中のことを整理するのは非常に有益です。
4 以上のとおり、基本的には何を話しても大丈夫です。
相談前のアドバイスとしては、やはり何か目的を決めて法律相談に臨むと有益です。
また、そのほうがより充実したアドバイスを貰えることが多いです。
以上、ご参考になれば幸いです。


