本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本ブログでは、日々の執務で感じること等を中心に記事にしております。
債務整理でご相談される方の中
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債務整理でご相談される方の中には、借金をしたこと自体を後悔し、罪悪感をもっておられる方が少なくありません。
ですが、借金をすること自体は、決して悪いことではありません。急な収入の減少や支出の増加が生じたため、一時的に借金をすることで対応することはむしろ必要なことともいえます。
もっとも、お金を借りた以上、いずれはお金を返す必要があります。また、貸金業者から借りる場合は利息も含めて返す必要があります。日々相談をしていて感じることは、借りた金額を覚えている人は多いですが、毎月の返済のうち、いくらが利息の支払で、いくらが元金の返済なのかを把握している方は非常に少ないです。
当然ではありますが、利息だけ支払っていては未来永劫借金はなくなりません。借金の元金を確実に減らすことが重要になります。
ですから、毎月の支払はできているから問題はない、というのは危険です。毎月の支払により借金の元金がどれくらい減っているかをきちんと把握する必要があります。もしその把握をしなければ、返済ができるかどうかが分からないからです。返済ができなければ、当然貸金業者を困らせることになります。そして、返済ができない自分を責めることにもなりかねません。
そうすると、返済ができないこと、もっと言えば利息はもちろん元金の返済ができないことが悪いことと言うことができます。
もし借金の返済を何か月、何年していても、借金の元金が減っていないと感じるのであれば、実は既に返済できない状態かもしれません。
ですので、借金が減っていないと感じたら、一度弁護士等の専門家にご相談するのが良いかと思います。
日々執務をするなかで元金の返済を意識してない方が意外と多いと感じたため、今回記事にさせていただきました。ご参考になれば幸いです。